お店に行くと、
お店のスタッフの人達が
一斉に「いらっしゃいませ」とか
「ありがとうございました」
と言う場面に遭遇します。
この言葉を
「歓迎されてるなぁ」
「感謝されてるなぁ」と感じるか
「うるさいなぁ」と感じるかは
人によって違うと思います。
そこで先日、
ちょっとした実験をやってみました。
観光地で有名なある○○公園で
研修中に
・・春休みと言うこともあり
たくさんのお客様でワイワイ・・
「ありがとうございました」を言う時に
①とりあえず大きな声で空間に向かって言う
②ある特定の個人に向けて心を込めて言う
と2つのバージョンで試してみたんです。
①とりあえず大きな声で言う
反応してくれたお客様、約10％
②ある特定の個人に向けて心を込めて言う
反応してくれたお客様、約90％
こちらを向いて笑顔を返してくれたり
お辞儀をしてくれたり
手を振ってくれたり
様々な反応をしてくれました。
さらに
「また、お越しくださいませ」
と付け加えると
もう一度
お辞儀をしてくれたり
笑顔でうなずいてくれたり
でした。
カクテルパーティー効果の一種かな？
ざっくり言うと
パーティーのような
大勢ががやがやしている時でも
自分の名前とか
自分が興味がある話は
聴き取ることが出来るという
心理効果です。
人の脳と言うのは
良く出来ているもので
何でもかんでも聞いていると
情報処理が追い付かないので
無意識のうちに
取捨選択してくれるんですね。
自分に対する噂話だけは良く聞こえる
地獄耳なんていうのも
この一種かな？
と言うことで
カクテルパーティー効果かどうかは
実証できていませんが
ある特定の人を目指して
心を込めて「ありがとうございました」と言うと
自分に言われた？
私に話しかけられた？
と思ってもらえるのか、
聴こえている人が多くなる
と言うことは
間違いなさそうです。
脳が
自分に言ってくれている
と、認識して
聴こえやすくなっているのかもしれませんね!(^^)!
どちらにしても
お客様に「ありがとうございました」と
言うのなら、
お客様一人一人に
全身全霊、心を込めて
「ありがとうございました」と
言いたいですね。
あなたはだれに
「ありがとうございました」と
言っていますか？
あなたのお店はだれに
反応してほしいですか？
ちょっと考えてみてくださいね。
↓
接客心理とは
マーケティングの中の
「だれに、どのように」に
スポットを当て、
あなたのお店の理想のお客様が
心地よいと感じる
人との関わり方を
実践心理学を活用して分析し、
接客や商品・販促活動などの
方法を工夫することで、
お客様にお買い物を楽しんでもらい、
お買い物したことへの満足と
あなたの商品を使った時の幸福感を
感じてもらうことに
特化した接客スキルです。
人それぞれにある
コミュニケーション傾向を分析し、
「何となく好き」を引き出し、
信頼を売上Up⤴に繋げる
効果的な接客スキルを手に入れることが出来ます。
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