作業服が接客に向いているかどうかを気にする前に
このブログでは
「小売業は信頼Ｕｐ⤴で売上Ｕｐ⤴」
をテーマに
従業員がみるみる育つ
指導方法や
販売力接客力Ｕｐ⤴スキルを
心理のチカラを活用して
お伝えしています。
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接客力・販売力Up⤴セミナーで
こんな質問を受けました。
「今度、百貨店の
イベントに出店するのですが、
作業着で行ったら
まずいでしょうか？」と
その方は、Tさんと言う
50歳代後半の男性で
笑顔が優しく、
穏やかさがにじみ出ている
素敵な方です。
ご自身が手創りした
木製の小型家具を販売することで
お家に
「木の温もりと快適さ」を
提供しておられます。
製造や修理があるので、
仕事着は当然作業着です。
「それは、どういう意図で
作業着を着て、百貨店のイベントに
行きたいのですか？」
と、聴いてみました。
ん〰〰〰・・・
かなり迷ってから
「自分で創っているので
そういった雰囲気も
伝えたい」とのこと
私はその答えと
ちょっと照れたような
優しい微笑みを見て
Tさんだったら本当に
温かい気持ちになれる作品（商品）を
提供できるんだろうなぁ
と、ふわっと温かい気持ちが
私の中に広がったんです🌞
「その意図がはっきりしているのなら
作業着がいいと思いますよ」
とお応えしました。
「ただし、清潔で汚れのない作業着でね」
と言うと
またまた穏やかな優しい笑顔で、
「あぁ良かった」と
接客をする上で、
服装や身だしなみは
売上に大きく影響しますね⤴
百貨店だとその辺りは
気にしないといけないところでしょう。
ただ、作業着がいいか、良くないか
と考えるのと、
お客様にどんな気持ちになって欲しいか
を考えるのとでは
気にしどころが変わってきます。
いつも作業着だから、
きちんとした服を着るのは窮屈だ！
とか
お金がないからスーツが買えない⤵
とか
そう言った自分の都合で
「作業着」を着て接客をしたいなら
当然、賛成は出来ませんが、
1点1点心を込めて手創りしている
Tさんの作品（商品）を
見ると、
とてもしっくりくるんです。
気持ちが伝わるんです(^^)
洗濯したばかりで
アイロンがピシッと当たった
「作業着」から
Tさんの優しく、実直な人柄が・・
お店は
あなたがお客様に
どんな気分になって欲しいか？
を明確にして、
外装・内装・什器・陳列
ディスプレイ・商品
チラシ・袋・レジ回り
そして、接客する人の
服装・靴・行動等
お店の全てで
「一貫性」を持って
お伝えする必要がありますね。
温もりと穏やかさを
感じてほしいのに、
金属製の無機質な什器に
ヒップホップ系の曲、
真っ黒のラッピング
パープルと黄色の奇抜なPOP
ネイビーにピンクの
ピンストライプスーツでは
到底、温かく、穏やかな気分には
なれませんね・・
「一貫性」
当たり前の事ですが、
とても大切なことです。
Tさんは、
ご自身の優しく温かい雰囲気と
作品の温もりと快適さを
「作業着」を通して
表現することが出来るんですね。
と言うことで、私は
「作業着がいいですね」と
お応えしたんです。
さて、
あなたのお店は
お客様にどんな気持ちに
なってもらいたいですか？
あなたは、どんな服装で
あなたのお店を演出していますか？
あなたのお店の「一貫性」は
どんなところで
表現されていますか？
ちょっと考えてみてくださいね。
↓
そういえば
私がまだ、百貨店の婦人服責任者だったころ
へそ出しポロシャツとか、
股下2㎝くらいのショートパンツを
提案しているブランドがあり、
販売スタッフから
「こんな服、売場で着てもいいですか？」
って訊かれていました。
私の答えはいつも
「もちろんいいよ❢
それがブランドのイメージだからね。
ただし、人一倍感じ良くね💛」
だったなぁ
と、オシャレでかっこいい
スタッフ達を思い出しました。
そういえば
人事担当には、
「売り場でおへそを出すのは
いかがなものか💢」と
よく叱られていたなぁ・・💦
ただ、イメージを
「一貫性」を持って打ち出しながら
接客を「工夫」していたので、
地方百貨店のショップでありながら
全国1位の売上を
何度も達成できるショップに
成長できたんですね👑
「一貫性」と「工夫」
大事ですね〰
接客心理とは
マーケティングの中の
「だれに、どのように」に
スポットを当て、
あなたのお店の理想のお客様が
心地よいと感じる
人との関わり方を
実践心理学を活用して分析し、
接客や商品・販促活動などの
方法を工夫することで、
お客様にお買い物を楽しんでもらい、
お買い物したことへの満足と
あなたの商品を使った時の幸福感を
感じてもらうことに
特化した接客スキルです。
人それぞれにある
コミュニケーション傾向を分析し、
「何となく好き」を引き出し、
信頼を売上Up⤴に繋げる
効果的な接客スキルを手に入れることが出来ます。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
売れる接客マナーに関して
ご相談を承っています。
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