トイレに並んでいるのに、先を越されてしまった☺
駅のトイレに並んでいた時
1人の若い女性が
入ってきて
「すみません
お腹の調子が悪くて・・
あのぉ」
と苦しそうです。
とっさに私は
「あっ
どうぞ」と
言っていました。
きっと
一刻も早く
トイレにかけ込みたいんだなぁ
と思ったからです。
実はこれ
心理学では
カチッサー効果
と言います。
人に何かを頼む時は
「理由」をつけると
聞いてもらえる
というものです。
たとえば
トイレに並んでいるとき
「先に行かせてください」
「先に行きたいので
先に行かせてください」
「お腹の調子が悪いので
先に行かせてください」
気持ちよく「どうぞ」と
言えるのは
どう言われたときでしょう?
たぶん
「お腹の調子が悪いので
先に行かせてください」
ではないでしょうか?
これって
接客の時も
使えそうですね。
「おいしいんです」
というところを
「○○だから
おいしいんです」
「着心地が
最高なんです」
というところを
「○○だから
気持ちがいいんです」
といった具合に
「理由」をつけて
説明すると
納得性が
高まるんですね。
また、
限定品とか
希少価値を
説明するときも
「ここでしか
創れない土を使っているので」とか
「一頭で300gしか
取れない部位を使っているので」
などの表現をされると
それだけで
「あんまりないので
高いに違いない」とか
「今、買わなきゃ」
と感じてもらえる確率が
ぐっと
あがりますね。
人は
納得すると
その先、
自ら決めて行動をすると
言われています。
お客様に
あなたの商品の価値を
納得してもらうために
「理由」をつける
習慣を付けてみてください。
【今日のポイント】
人は
「理由」がわかると
納得できる。
よくわからないモノに
高いお金を払いたくない
ですし
たくさんあるものに
「限定」と言われたら
信用できません
よね?
【余談の「理由」】
母が高齢になり
私と兄は
「免許の自主返納」を
母に進めていたんです。
しかし
免許がなくなると
不便になるので
母も色んな理由で
抵抗して来ます。
「買い物に行きにくい」とか
「習い事に行くのに
歩いていくには
遠すぎる」
などと言って
なかなか
返納を承諾しません。
買い物や習い事は
歩いて行っても
そんなに
遠くないので
運動不足解消のためにも
歩いて行ったら?と
そこで
カチッサー効果を狙って
「危ないから
もう運転するのは
やめて欲しい
心配だし
事故にでもあったら
大変だから」と
母もさすがに
そうだなぁと思ったみたいで
自主返納へと
気持ちが傾いて来ました。
そこで
なんと母が
「お墓掃除に行けなくなるので
免許を返したくない」と
言い出したんです。
確かに
お墓までは
バスを乗り継いで行くしかない
行けないことはないけど
相当時間がかかって
行きにくいことは
間違いない・・💦
ので仕方なく
「私が連れて行ってあげるから」
と言って
やっと
しぶしぶではありますが
免許の自主返納を承諾させることに
成功しました。
これで一安心😌
と思っていたら
「来月の○日はお墓参りだから
それまでに掃除に連れてって」
「再来月の○○日もだから
再来月もお願い」
「次は8月のお盆前ね」
「次は・・・・・・・」
ん?
何だかお墓掃除の日って
増えてない?
そう
私は実家から少し離れたところに
住んでいて
お墓掃除の時くらいしか
実家に寄り付かないのです。
母は私にもっと
実家に帰って欲しいんです
そして
お墓掃除という
「理由」があったら
必ず私は
帰ってくるという
法則を
見つけ出したんですね。
そこで
一生懸命「理由らしきもの」を
見つけては
私を呼びつけるわけです。
カチッサー効果で
免許の自主返納に
成功したと思っていたら
母からの
カチッサー攻撃で
まんまと
私はたびたび
実家に帰らなければいけない
という
状況に
陥ったのですね。
恐るべし
「母のチカラ!」
さすがに「心理のチカラ」も
「母のチカラ」には
勝てないと言うこと
ですかね~
販売力接客力Up⤴に関する
ご相談を承っています。
👇
接客心理とは
マーケティングの中の
「だれに、何を、
どのように」に
スポットを当て、
あなたのお店の
理想のお客様が
心地よいと感じる
人との関わり方を
実践心理学を
活用して分析し、
接客や商品
販促活動などの
言葉と行動を
工夫することで、
お客様に
お買い物を
楽しんでもらい、
お買い物したことへの
満足と
あなたの商品を
使った時の幸福感を
感じてもらうことに
特化した
接客スキルです。
お客様の
購買心理に
寄り添い、
「何となく好き」を
引き出し、
信頼を売上Up⤴
に繋げる
効果的な
接客スキルを
手に入れることが
出来ます。
販売力接客力Up⤴に関する
ご相談を承っています。
👇