自分で考え行動する部下を育てたいのに‥
【リアル店舗の
経営者、店長、指導担当者
のための
販売力接客力を
上げるブログ⤴】
このブログでは
「小売業は信頼Up⤴で売上Up⤴」
をテーマに
従業員がみるみる育つ
指導方法や
販売力接客力Up⤴スキルを
心理のチカラを活用して
お伝えしています。
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「最近の人は
言われたことは
素直にするけど
自分から考えて
行動すると言うことが
ないですよね?」
と時々同意を
求められます。
たいてい
そういう言葉を
投げかけてくる方は
優秀で
仕事ができる人が
多いように思います。
なぜ
優秀な人の部下は
素直なのでしょう?
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人が
考えなくなるときで
最も多いパターンは
考える必要がないときです。
「掃除して
レジ開けて
お金を数えて
ストックから商品出して
値札を見やすいように
整えて・・・」と
まぁ
このように
次から次へと
指示をされれば
当然考える余地など
どこにもありません。
気を利かせたつもりで
パッキンを開けていたら
「そんなこと
今することじゃ
ないでしょ
さっさと○○して❢」
なんて
叱られたりして‥😢
ここまでではなくても
多くのお店では
販売スタッフが少なかったり
シフト勤務だったりで
忙しいので
こんな会話が
繰り広げられています。
なぜ
こんなことが
起こるのかと言うと
指導する立場の人は
当たり前ですが
今までの経験や知識から
仕事の順番や段取りが
うまく行くよう
行動を組み立てています。
頭の中で😜
そして
その段取りに従って
行動したほうが
早く、効率よく
仕事が進むことを
知っています。
そして
その段取りを
販売スタッフに
次から次へと
伝えるわけです。
しかし
販売スタッフは
あなたの頭の中を
のぞくことができないので
言われたことを
やるしかなくなるのです。
そして
そんなことを
繰り返しているうちに
そうしている方が
仕事がはかどると
感じてしまいます。
結局
考えたり
気を利かせたりするより
言われたことを
やっている方が
いいぞと
脳がささやくわけですね。
また、逆に
「言わなくても
わかるでしょ❢
自分で考えて
行動しなさいよ」と
言われ続けると
考えて行動する
わけですが
当然あなたが
組み立てる段取りより
手間がかかったり
効率が悪いことを
考え付いたり
するわけです。
そうすると
「それ今やることじゃ
無いでしょ」と
叱られる😢
そうすると
またまた考えて行動するより
言われるのを待った方が
叱られないぞと
脳がささやくわけです。
つまり
仕事が早かったり
段取りがうまく組める人ほど
「考えずに
言われたことだけをする部下」を
一生懸命
育ててしまっているのです。
では
どうすれば
自ら考えて
行動する部下を
育てることが
できるのでしょう?
それは
何をすればいいのかを
「教えない」
のです。
「掃除して
レジ開けて
お金を数えて
ストックから商品出して
値札を見やすいように
整えて・・・」
などと
いちいち細かい行動を
教えないのです。
でも
教えないと
分からないでしょ❢
そうですね😉
教えないと分からないことも
たくさんありますよね。
では
何を教えれば
いいんでしょう?
それは
「考え方」を
教えるのです。
教えると言っても
「考えなさいよ」などでは
ないですよ。
仕事の上での行動には
必ず目的があります。
そして
その目的を
実現するために
行動するのです。
つまり
行動の目的の考え方を
教えるのです。
お店には
必ず
理念信念があります。
その
理念信念に基づいて
お客様に
どうなって欲しいのか
従業員同士は
何を工夫すればいいのか
考えられる
指標となるモノを
教えるのです。
人は
目的が分かると
それに対して
何をどのように
行動すればいいか
分かります。
その
行動を
心を込めて
念入りにするのか
お客様の動きに合わせて
ペース配分するのか
一刻も早く
終わらせるのか
と言うようなことです。
当然
適切な時期や
時間もわかります。
それが分かれば
あとは
「理念信念に基づいて
行動するためには
何からどのように
始めたらいいだろう」と
問いかければ
いいだけです。
そうすれば
問いかけられた
販売スタッフは
自ら
どうすれば一番いいだろうと
考え行動できるように
なりますね。
ここで気を付けたいのが
販売スタッフが考え付いた
仕事の段取りが
自分の段取りと
違っていた時です。
経験豊富なあなたは
ついつい
「こっちのほうがいいよ」と
言いそうになるのですが
これだけは
封印してください。
何度も言いますが
あなたの方が
うまく出来たり
早く出来たりするのは
当たり前です。
それでもぐっと
我慢してください。
人は
自分で考えたコトを
実践すると
それが
成功でも失敗でも
次はどうすれば
もっと良くなるかを
考えることができる
生き物です。
うまく行ったときは
「何が良かったのか?」
「それを他の行動に
応用するとしたら
何が役に立ちそうか?」を
考えさせます。
また、
うまく行かなかった場合は
「何が足りなかったのか?」
「どこを修正すれば
うまく行ったと
思えるのか?」を
考えさせます。
そんなことを
繰り返していくうちに
「理念信念に基づいて
考えて行動できる習慣」が
身に付いていきます。
そうなれるよう
ハラハラしたり
ホッとしたりしながら
部下を見守ることも
指導者の大切な仕事です。
そして
出来たときは
言葉に出して
応援し
出来なかったと
感じたときは
出来るように
応援してあげます。
もし
あなたのお店の
販売スタッフが
「言われたことは出来るけど
自分で考えて
行動しようとしない」
と感じたら
まずは
「教えすぎていないかな?」
「細かく言いすぎて
いないかな?」と
振り返ってみてくださいね。
自主的に考えて
行動する部下を
育てたいと感じたら
「教えないコト」を決める
ことをお勧めします。
【今日のポイント】
自ら考え行動できる
販売スタッフを
育てるときは
「教えないコト」を
決める💡
考え方の指標を共有したら
あとは任せて
応援する。
人は
目的や指標が分かれば
それに沿って行動する
モノだから
最後まで
お読みいただき
ありがとうございます。
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