お客様が欲しいのは「安いモノ」ではありません
【リアル店舗の
経営者、店長、指導担当者
のための
販売力接客力を
上げるブログ⤴】
このブログでは
「小売業は信頼Up⤴で売上Up⤴」
をテーマに
従業員がみるみる育つ
指導方法や
販売力接客力Up⤴スキルを
心理のチカラを活用して
お伝えしています。
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いよいよ2018年が
終ろうとしています。
そしてこの時期は
多くのお店で
クリアランスセールや
プレセールが
始まります。
あなたのお店でも
プレセールや
セールが始まっていますか?
セールが始まると
何を買おうかと
ワクワクしますね。
先日も
お店に行って
セールになった商品を
見ていると
早速お店の人が
やってきて
「こちらの商品は
30%オフなんですよ」
「そちらは
今日からさらに
お安くなったんです」
と
私が見ている
商品について
接客を始めようとします。
まぁ
高いよりは
安いほうがいいわけで
「そうなんですね~」と
反応するのですが
これって
お客様が
本当に言われたい
言葉でしょうか?
あなたもそうかも
しれませんが
人は
お買い物をするときに
「安い」から買うのでは
ありません。
気に入った商品や
欲しいものがあるから
買うのです。
つまり
話す順番が違う
と言うことです。
では
何から
話せばいいのでしょう?
それは
いつも通り
まず
お客様が
何に興味を持ったのか
何を
気に入っているのかを
聞いたり
察したりして
そのことについて
会話をします。
そうしているうちに
お客様にとって
その商品を買うと
とても素敵な明日が
訪れるとか
とても便利になるとか
困ったことが解決できる
ということが
分かってきます。
そこで
最後の一押しとして
「お買い得」を
お伝えするのです。
セールの時の
お客様の買い方は
普段より少しは
決断が早い
かもしれません。
しかし
そこばかりに
意識が集中して
本来の
「お客様の望みは何か?」を
忘れてしまっては
お客様は
気持ちよくお買い物が
できません。
「安い」や
「お得」に頼らず
その商品の良さと
お客様の望みを
マッチングするのが
販売スタッフの役割です。
これから
当分続くセールの時期
だからこそ
「安い」だけに
注目するのではなく
お客様の
「欲しい」に
寄り添う接客を
心がけてくださいね。
いい接客をして
お客様からワクワクを
最大限引き出すことが
できれば
滞留時間が伸びる
可能性が上がります。
滞留時間が伸びると
お買い上げ点数が
上がるというデータも
あります。
そうしてから
「お買い得になっている
今だからこそ
どうしようか迷っている
その商品も
一緒に買っとこうか」
と言われる接客を
心がけることが
大切ですね。
【今日のポイント】
お客様は
安いから買うのでは
ありません。
まず
商品やあなたの良さを
分かってもらったうえで
さらに
色んなものを
買いたくなるために
後押しする言葉として
「セール」を伝えます。
せっかく
いい商品が
お買い得になる
時期なのだから
たくさん買いたいと
思ってもらえる会話の
順番を工夫したいですね。
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2018年もあとわずかです。
今年1年が最後まで
素晴らしい年に
なりますよう
そして
新しい年が
ワクワクで迎えられますよう
心からお祈りいたします。
いつも
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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