なぜ「出来るのに教えられない」のか?
【リアル店舗の
経営者、店長、指導担当者
のための
販売力接客力を
上げるブログ⤴】
こんにちは☀
接客心理アナリストの
岩田朱実です。
このブログでは
「小売業は信頼Up⤴で売上Up⤴」
をテーマに
従業員がみるみる育つ
指導方法や
販売力接客力Up⤴スキルを
心理のチカラを活用して
お伝えしています。
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「私、教えるのが
苦手なんです。
どうしたらうまく
教えられますか?」
今日はこんなご質問です。
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先日
研修先のリーダーと
お話をしていたら
「先生はどうやって
カリキュラムを
作ってるんですか?
私、
教えるのが
苦手なんです。
どうしたらうまく
教えられますか?」と
質問されました。
「なぜ教えるのが
苦手だと
感じるんですか?」
と訊いてみたところ
「どうやって自分が
できるようになったのか
覚えていないから」
との答え。
そうなんですよね。
教えるのが苦手だと
感じている原因の多くは
この
「自分が
できるようになった
経緯がわからない」
なんです。
たとえば
日本語は話せるけど
外国人には教えられない
人がほとんどです。
まぁ
単語レベルくらいなら
教えられることも
ありますが
ペラペラになるよう
教えることって
できませんよね。
ではどうすれば
自分ができるコトを
人に教えられるように
なるのでしょう?
それはまず
「できるコト」を
「ことば」にすることが
必要です。
そして
ことばにするためには
思い出すしか
ありません。
自分がどうやって
できるようになったのか?
をです。
そしてそれを
思い出せる限り
書きだします。
ここではまだランダムに
思いつくことを
思いつくまま
書き出します。
すべて書き出すことが
できたら
それを
似たような要素で
くくります。
大きく分けると2つ
意識や感情か
スキルや技術かです。
それをまた
簡単なことか
難しいことか
すぐできることか
ある程度時間が
必要なことか
そうやって
くくってみると
何から教えると
相手が理解しやすいかが
見えてきます。
当然ですが
受け手の
経験や考え方や
スキルの度合いなどで
教えるレベルや順番は
多少変わってくるでしょう。
しかし
基本の順番としては
3Step
①方針
どういうお店に
なるつもりなのか?
何を磨いて
だれに満足してもらう
つもりなのか?
なぜそれが
必要なのか?
などですね。
②結果
実現すると
だれにどんないいコトが
起こるのか?
(実現しなければ
だれにどんな問題が
起こるのか?)など
③行動
実際のスキル。
どうすれば
できるようになるのか?
何に注意すれば
上手く行くのか?など
こんな順番が
スタンダードでしょう。
これで何をするかは
理解できます。
しかし
理解できたからと言って
できるようになるとは
限りません。
そこで
やって見せて
一緒にやってみて
うまく行ったことを
認めて
うまく行かないところの
伝え方を修正し
できるようになるまで
見守る
このように
ことばを行動に変えます。
これで大抵のことは
できるようになるでしょう。
「教えるのが苦手だ」
と感じるときは
多くの場合
自分がどうやって
できるようになったのか
覚えていない。
と言うことが
起こっています。
人に何かを教え
行動させ
本人にやりがいを
感じさせながら
お客様にご満足を
提供するためには
苦手意識を封印し
忙しいけど
時間をやりくりし
最小の時間と労力で
相手に伝わるよう
準備しておくことを
お勧めします。
【今日のポイント】
人に何かを教えるときは
自分の行動を言葉に変える。
そして
言葉を相手の行動に変える。
出来るようになるために
必要なことをすべて書き出し
伝わりやすい順番に並べる。
やって見せて
一緒にやってみて
出来るようになるまで
見守る
の繰り返しなのです。
さらに
書き出すことのいい点は
次に教えるときにまた
役に立つと言うことです。
これが一般的には
「マニュアル」
と呼ばれているモノの
元ですね。
行き当たりばったりで
思いついたことから
教えていると
結局余計に
時間がかかってしまって
「あぁ‥
忙しいのに
人が変わるたびに
1からやり直し💦」
になってしまうかも‥
手間をかけたことは
ことばとして残しておいて
次につなげられる方が
いいですもんね。
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本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
人はなぜモノを買うのか?
お客様の
気持ちの移り変わりに寄り添い
気持ちよくお買い物を
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